脱どんぶり勘定

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まずは損益計算書から

経営判断能力を備えた経営者への最初のステップは、

『お金の流れの全体図をビジュアルで理解すること』

です。

大まかに流れをつかんで全体を見えるようにすること。

前回どんぶり経営を勧めた理由でもあります。

確定申告の損益計算書で考えてみましょう。

まずは損益計算書から

農業経営者にとって最も馴染みの深い数字であると思われます。

早速、ビジュアルでイメージしてみると…

まずは損益計算書から_2

こうなります。

「販売金額」と「雑収入」の合計から、「経費」が引かれて「差引利益」が出ます。

そこから「専従者給与」が支払われ、残ったのが「青色申告特別控除前の所得金額」になっています。

経営判断に活かせそうですか?

いいえ 経営判断に活かすことは全くもって出来ません。

この図には以下のような問題があります。

①「1年間で得た所得」=「1年間で得たお金」ではなく、ここには借入金の返済額や税金の支払額などが含まれていない点。

②「経費」は野菜作りそのものにかかった経費なのか、それとも間接的な

経営費なのか、ごちゃまぜになってしまって分からない点。

そこでさらに、上記の表を細分化して以下のようにビジュアル化してみます。

まずは損益計算書から_3

いかがでしょうか?

青色申告の損益計算書よりも大分細分化されてお金の流れが見えてきました。

ここで分かることは、「青色申告特別控除前の所得金額」が実際に手元に残るお金ではない!ということです。

今はこの意味が分からなくて大丈夫ですが、このようにお金の流れをビジュアルで理解することで、

☑プラス100万円の所得を得るのに必要な売上高は?

☑正社員を雇用するために必要な売上高は?

☑今回の投資を行っても来年以降資金繰りが回るのかどうか?

☑1年後、増減する通帳の残高はいくらか?

これらの問いに応えることが出来るようになります!

経営判断能力とは具体的には上記のような疑問に応えることが出来る経営者としての能力です。

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