お金の流れのビジュアル化

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お金の流れの全体図をビジュアルで理解する STEP2 その1

お金の流れの全体図をビジュアルで理解する STEP2

話しは前回から続き、お金の流れをビジュアルで理解する手順です。

前回ブログはこちらからどうぞ ↓

STEP1: まずは作物の販売金額からお金の流れを考える

そして今回は、

STEP2: 変動費を把握し、限界利益を見る

です。

ちなみに、このステップがお金の流れをビジュアル化する上でとても大きなポイントになります。

では早速、

実は経費は2種類に区分できるということをご存知でしょうか?

それは変動費固定費です。

をビジュアルで理解する STEP2_2

変動費とは、売上にほぼ比例して増える経費です。

固定費とは、売上によらずに一定して発生する経費です。

農業において変動費に該当するのは以下の科目の物があります。

種苗費、肥料費、農薬衛生費、諸材料費(マルチなど)、荷造運賃手数料、飼料費、素畜費etc.

また難しいのが状況次第で変動費にも固定費にもなる勘定科目です。

雇人費と動力光熱費がこれに該当します。

判断のポイントは以下のようになります。

雇人費…収穫期など、忙しい時期にスポット的に雇用するパートさんに支払う給料は変動費。

一方、通年雇用の正社員や、年間フルタイム雇用のパートさんに支払う給与は固定費。

動力光熱費…ハウスや水耕栽培で、温度管理や水耕管理に必要な光熱費は変動費。

一方、事務所の水道電気代などの栽培に関わらない光熱費は固定費。

このような基準で、経費を変動費と固定費に分類していきます。

そして売上から変動費を差し引いて『限界利益』を把握します。

この限界利益を把握することこそが、経営判断のために最も大切なことでそれによって、自分の理想の所得の実現のために、どれだけの売上を上げなくてはいけないのか?

正社員は雇って大丈夫なのか?設備投資しちゃって大丈夫なのか?

これらの問いに応えるために必要不可欠な手順になります。

次回はこの限界利益に対する理解と、この限界利益を活かした経営判断の手法について解説していきます。

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